【読書】内田康夫『札幌殺人事件』

内田康夫さんの『札幌殺人事件』を読みました。

札幌にあるプロモート会社の専務・越川春恵は夫で社長の伸夫の様子に疑問を抱いた。その原因として思い当たったのが東京のプロモーター・白井伸吾だった。春恵は以前の職場の同僚・戸田亘に調査を依頼するが、戸田は謎の盗聴テープを残して失踪してしまう。雑誌『旅と歴史』編集長の藤田経由で戸田の失踪事件の捜査を依頼された浅見は札幌へと向かうが、時を同じくして植物園で遺体が見つかる。
植物園での事件に何らかの形で白井が関係していると読んだ浅見は札幌での殺人事件の謎に挑むが、その一方で、偶然喫茶店でであった老人から北海道開発における利権の暗闘を暴くよう託される。


単に殺人事件の謎を解決するといった話ではなく、北海道の開発にまでメスを入れた壮大な作品となっています。

この作品を読むまでは、北海道開発庁の存在に違和感を感じなかった、というか、むしろ北海道と沖縄には必要なのだと学校で習ったのをそのまま信じ込んでいたのですが、その不自然さと開発時の不正の暗礁となり得ることを初めて感じました。


札幌殺人事件 (上) (角川文庫)
札幌殺人事件 (上) (角川文庫)

札幌殺人事件 (下) (角川文庫)
札幌殺人事件 (下) (角川文庫)

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