【読書】内田康夫『箱庭』

内田康夫さんの『箱庭』を読みました。

厳島神社に甚大な被害を与えた台風十九号が過ぎ去ったあと、波打ち際に一人の男性の遺体が残されていた。男は紅葉谷公園の墓地を探していたという。
二年後、浅見家では浅見の義姉・和子の様子がおかしい。浅見家の非常事態を受けて、浅見が和子の話を聞くと、「キジも鳴かずば撃たれまい」と書かれた便箋と共にセーラー服姿の少女が二人写った写真が送られてきたのだという。写真の少女の一人は和子で、撮った場所は厳島神社なのだそうだ。浅見は義姉に届いた手紙の謎を解くため、写真に写ったもう一人の少女の行方を追う。
そんな最中、岩国にある紅葉谷公園の墓地で男性が殺害されているのが見つかった。


義姉の元に届いた一通の手紙が発端でしたが、事件の謎を追っていくうちに殺人事件にまで巻き込まれてしまいます。さらに、疑獄事件の影も見え隠れしてきて、どこまで事件が大きくなるのかわからなくなってしまいます。

そして、『鬼首殺人事件』に続き、本作品でも警察の動きが鈍いのが気になります。静岡県での聞き込みの半ばで同行した刑事が急遽山口へ帰ることになるし、兄・陽一郎からは捜査から手を引くように言われる始末です。陽一郎の思惑があってのことなのでしょうが、それが何を意図しているのかがわからなくてまどろっこしい思いをしながらページをくりました。


箱庭 (徳間文庫)
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